はじめに
今年はPCTを歩いていたので例年に比べて全然物を買っていませんが、その中でも気に入った品々をご紹介。
凌 / フタエズボン
素材のDotAirが非常に気に入った。通気性が高く、乾きも早い。
夏でも涼しく歩けるので、短パン派の人にもお勧めできる。
とは言え欠点も有る。
・薄くて無数に小さい穴が開いた素材なので引き裂き強度は高くない。
・ナイロン製なので長期で使用すると変色する。特に腰回り。
フタエズボンは普段使いしづらいデザインなので、来年はDotAir素材の普通のズボンを購入予定。
Red Paw Packs / Flex Fanny Pack
上部に伸縮性のあるボトルポケットが付いたユニークなファニーパック。
基本的にはボトルポケットにスマホを入れて使っている。
デカいスマホでも問題なく入り、すぐに取り出せるので非常に便利。
単色のモデルもあるが、このマルチカラーは同じデザインが二つと存在しないのも気に入っている。
ペットボトルが無かったのでCNOCの1Lボトルを入れてみた。
コードストッパーが付いているので揺れてもボトルが落ちない。日帰りハイクならこれ一つで行ける。
PCTでは同じものを持っている女性ハイカーに遭遇して、良いファニーパックだよね~と会話した。
彼女はボトルポケットをオレンジ色で作ってもらっていたので、注文時に要望を出せば黒やオレンジ色以外も選べるかも。
HOVER LIGHT / スポーク
7gと軽くて丈夫! 洗練されたデザインで美しい。
欠点というか注意点としては、スープを飲む際は先端を持ち上げすぎると溝に沿ってスープが手元に流れてくるので慣れが必要。
JINS / Airframe Hingeless
めちゃくちゃ軽いAirFrameと走ってもずれないHingelessの組み合わせに調光レンズのグレイッシュグリーンをオプションで付けたもの。登山用の眼鏡としては完璧。
毎年11月頃から販売されるJINS福袋で安く買えた。
眼鏡代レンズ込み(5,500円) + JINS福袋代(6,600円) = 12,100円で購入。
目が悪いので分厚いレンズを入れているが、それでも18.5g。
型番はUUF-23S-046のライトグレー。調光レンズには透明なフレームが似合うと思う。
名前からして2023年モデルなのでおそらく廃番だが、似たような製品は現在も販売されている。
おまけ
今年買ったものの、まだそれほど使用していないので評価対象から外れた期待のギア達をご紹介。
PaaGo Works / Ninja Tarp
独特な形をしているので色々な張り方ができるタープ。
現状、ペグ3本でテントみたいな張り方をするのが一番好み。
125cmのトレッキングポールで立ててみたが、高さが足りなくてたわんでいる。
この張り方には130cm以上になる伸縮ポールが必要と感じた。
来年はより良い張り方を研究したい。
UNHALFDRAWING / 超撥水風呂敷 × RYOSUKE KAWATO
先日福岡で開催されたNOMADICSFESTIVAL24で購入したもの。
130gと表記されていたが、個体差があるのか私のやつは103g。
風呂敷としての使用はもちろんのこと、レインスカートやマントにしてザックカバー代わりにしたり、寒い時は腹巻にしたり、色々な使い方が思いつく。
そして何より派手。今年のPCTに持っていきたかった…。
さいごに
最近の登山用品はどれも値段が高すぎですね。
あとガレージブランドが増えて選択肢も増えたことは嬉しいのですが、似たような商品ばかりでワクワクが減りました。
私が最もワクワクしたのは、2020年に発売されたGossamer Gearの「The Crotch Pot」。
股間の熱を利用して調理するなんて最高にイカれてやがる! と喜んで買ったのを覚えています。
販売当初はDCFモデルのみ販売されていました。
ちなみに一度も使用していない。
2025年はこんなワクワクする製品に出会えることを期待しています。
それとも、結局人類が行き着く先はMYOGなのか…