旅行記

パシフィッククレストトレイル 2024 スルーハイク|南カリフォルニア編②

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6日目(5月7日)|114.8→144miles

標高1,500m前後の山を登ったり下りたりしながら、今日もせっせと歩く。
基本的には6時半頃から歩き出し、18時頃までで20〜30miles(32〜48km)歩く。

途中マイクさんのウォータータンクで水を補給。この先20km近く水場が無いのでハイカーにとってはオアシス。運が良いとマイクさんに会えるらしい。

7日目(5月8日)|144→166.6miles

151.8miles地点のHighway 74に到着。多くのハイカーは食事と補給箱を回収する為にルート外のParadise Valley Cafeへ向かうが、私は逆方向のSanta Rosa Pit Stopというガソリンスタンドへ向かう。

今回のハイキングでは、食料を事前に先の町へ送る補給箱(リサプライボックス)や歩く上で不要な日用品等を先の町へ送るバウンスボックスを使用しないと決めている。それらを使用しなくても歩ける想定。

ガソリンスタンドにはフライドチキン屋も併設されているが時間が掛かりそうなのでサンドイッチを購入。行動食は豊富な品揃えだが主食になりそうな袋麺は売ってなかった。
アメリカ米が売られていたので買って炊飯してみたかったが、軽量化の為にクッカーの蓋をアルミホイルにしてしまったのが悔やまれる。

ルートに復帰。アンディ・エラムさんの記念碑を通過し、徐々に標高を上げて2,000mを超える。

166.6miles地点のテント場に到着。明日の分の水が無いのでテント設営後に20分山を下って水場へ。
細い沢から20分掛けて1リットル程確保し、30分掛けてテント場へ戻った。

水は無いけどガソリンスタンドから担ぎ上げたルートビア1リットルは有るのでご褒美で半分飲み、残り半分は翌朝に飲んだ。

水が無いならルートビアを飲めばいいじゃない

8日目(5月9 日)|166.6→187.5miles

170milesを越えたアパッチ・ピーク付近から所々残雪あり。この程度なら軽アイゼンが無くとも問題は無いが、だいぶ先のケネディ・メドーズに軽アイゼンを送っているので雪の量が増えると非常に困る。

日が指す所には全然雪は無い。
また倒木が多く、標高2,000mを超えているとは思えないほど太い木がゴロゴロ倒れていた。

標高2,500mを超えた175miles付近では完全に雪道となった。ただハイカーが日々歩いているので雪は踏み固まっている。平坦な雪道では靴底全体で慎重に着地し、斜面ではキックステップも駆使して進んでいく。
安全のため軽アイゼン(チェーンスパイク)を付けているハイカーをよく見かけた。一番使用率が高いのはブラックダイヤモンドのディスタンススパイク トラクションディバイスだった。

9日目(5月10日)|187.5→213.4miles

この日は雪からスタート。標高2,500m以上のところから徐々に標高400m程の高速道路Interstate 10へ下っていく。

落ちている松ぼっくりがデカすぎる…。

綺麗な景色を眺めながら200miles達成。

下山して207miles地点のSnow Creek Roadでトレイルエンジェルに遭遇!キンキンに冷えたコーラを頂く。去年出会った日本人ハイカーの話などを聞く。今年は私が一人目のようだった。

Interstate 10に到着。ハイカーボックスがあったので漁ると高価なフリーズドライ食品やお菓子が大量に!
当初はカバゾンという離れた町へ補給に向かう予定だったが、ここの食料をいくつか貰えば次の補給場所のビッグ・ベアーまで抜けられそうだ。ありがてえ!
ちなみにどちらもめちゃくちゃ美味い。

ホクホク顔でもう少し進み、213.4milesのMesa Wind Farmという風力発電所の管理施設でテント泊。
ここは非常にハイカーフレンドリーな場所なので是非寄った方が良い。施設内の冷蔵庫・冷凍庫には大量のジュースやアイス、冷凍食品等が入っており、冷蔵庫に貼られた料金表の金額を自己申告で箱に入れる仕組みだと親切なハイカーが教えてくれた。綺麗なトイレも使用でき、施設の人も交代で24時間常駐している。

10日目(5月11日)|213.4→234.6miles

風力発電所を後にし、Whitewater Riverへ向かう。ここはPCTで初めての渡渉ポイント。

川まで下りて渡渉開始。水位は膝下ぐらいまであり、水の流れも速いので靴を履いたまま入水。水に横から押される力が凄く、前に進むのが困難だったが無事渡りきれた。もしこの勢いで腰ぐらいまで水位があったら絶対に一人では渡れないというのが身を持って理解できたので今後に活かしたい。

その後は山を越えて226.2milesぐらいからMission Creekという川沿いに出る。この辺りからトレイルが崩壊しているため、小石が転がる川沿いを歩くことになり、想定より通過に時間が掛かった。状況からして今後も復旧する事は無いだろうから、通常より半日か一日は多く見積ってビッグ・ベアーを目指すべきだろう。

11日目(5月12日)|234.6→257.3miles

延々と続いた川沿いを抜け、ミッション・スプリングキャンプ場を通過。

一瞬、鳥居か!?と思った250.2miles地点のBig Bear Cabins and Rentals前には水が置いてあった。
こういう親切に何度助けられたことか…。

更に歩くと湖が見えてきた!おそらくボールドウィン・レイクだろう。
あそこまで歩けば次の補給場所であるビッグ・ベアーまで行ける。ビッグ・ベアーでは宿に泊まる予定なので力が漲ってきた!

③へつづく