旅行記

みちのく潮風トレイル(摂待駅〜船越公園①)

旅行記

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はじめに

2023/11/29~12/2に3泊4日で「みちのく潮風トレイル」の接待駅〜船越公園間(区間距離113km)を歩いてきました。
前回までは30℃近い中歩いていましたが、今回は5℃以下の中歩いていきます。極端すぎる…

0日目(移動+宮古観光)-2023/11/28(火)-

例のごとく東京の友人宅で前泊し、東京駅から始発で盛岡駅へ。そこからは106急行バスで宮古駅へ向かいます。11:15到着。

浄土ヶ浜にある「青の洞窟」に行くため、「奥浄土ヶ浜」行のバスに乗ります。
浄土ヶ浜自体はみちのく潮風トレイルのコース上にありますが、「青の洞窟」のさっぱ船(小型船)混雑時の待ち時間を考慮すると歩く行程に影響が出る可能性があったので先に観光しました。(実際は平日だったこともあり全然混雑していなかったのですが。)

「浄土ヶ浜」に到着。海水が驚きの透明度です。「日本の快水浴場百選」に選ばれているそうで、夏は海水浴客で賑わうとのこと。
「浄土ヶ浜マリンハウス」に向かう歩道からはウニが目視できます。

「浄土ヶ浜マリンハウス」で受付を済ませたらヘルメットとライフジャケットを着用し、ざっぱ船に乗り込みます。
この日は7人乗りの船で他のお客さん2名と一緒でした。乗船時間は約20分で料金は1,500円です。

この時期に半ズボンで歩いているのは私か若い女性ぐらいでした。

船頭さんの小話を聞きつつ「剣ノ山」や「八戸穴」を間近で見ることができます。
天気の都合で「青の洞窟」と呼べる程の青さはありませんでしたが、なかなか小舟に乗る機会もないので非常に楽しめました。

「浄土ヶ浜ビジターセンター」に立ち寄りすごろくで遊びます。
これまで歩いてきた場所が出てくるので「みちのく潮風トレイル」を歩いている人は特に楽しめると思います。「みちのく潮風トレイル」の関連グッズも色々と置いています。

近くにある「岩手県立水産科学館」に寄る予定でしたが失念したまま宮古駅に戻ってしまいました。
ホテルのチェックインを済ませ近くの「居酒屋 笑びす」に向かいます。
地元でとれた魚や地酒と堪能しました。どれも美味しく幸福度が上がります。

1日目(摂待駅〜姉ヶ崎オートキャンプ場)-2023/11/29(水)-

行動距離:42Km
行動時間:11時間半(休憩込み)

始発の5:00発の電車で「摂待駅」へ向かう予定でしたが、前日の飲み過ぎにより2時間寝坊!
7:24 「摂待駅」到着。気温は2℃、粉雪が舞っています。

8:15 「寿司職人養成教室」の看板通過。寿司職人を目指している人は是非。

9:10 「グリーンピア三陸みやこ」を通過。ここで泊まる人が多い印象ですが素泊りプランが無く、良いお値段だったため前日は宮古駅周辺で宿を取りました。(飲み過ぎで寝坊するぐらいならこちらで泊まった方が良かったと後悔しています…)

「グリーンピア三陸みやこ」を抜けた先の分岐で迂回ルートの案内がありますので右へ。

10:25 「加茂神社」を通過。道中の登山道で目の前を熊が横切っていくハプニングがありました。
八戸からここまで歩いてきた区間の中で一番熊のフンを確認しています。地元の方曰く、この辺は雪が少なく熊が冬眠しないと仰っていました。熊鈴やホイッスル、熊よけスプレーなど持参することを強くお勧めします。

12:50 「三王岩」到着。左から「女岩」「男岩」「太鼓岩」。岩手県指定天然記念物というだけあって迫力があります。

13:50 「津波遺構たろう観光ホテル」到着。津波で4階まで浸水、2階までは柱を残して流失したとのことで津波の恐ろしさを改めて実感。

13:25 「道の駅たろう」到着。「かき揚げうどん」を食べて体を温めます。

「道の駅たろう」の先に増水時の迂回ルート有り。絶賛増水中でしたので迂回。

16:05「松月浜」へ向かうルートでも水位上昇中のため迂回。迂回路の登山道は短いですがとんでもない急登です。

17:00 「震災メモリアルパーク中の浜」へ向かう道標前。すっかり日が落ちてしまいました。
初めて通るルートのナイトハイクはリスキーであり、宿泊地の「姉ヶ崎オートキャンプ場」の受付終了時間20時を過ぎてしまう可能性があったため舗装路を通ってキャンプ場へ向かいます。

18:40 「姉ヶ崎オートキャンプ場」到着。しかしキャンプ場が閉鎖されている…
受付場所でもある「休暇村陸中宮古」で話を聞くと今シーズンの営業は11/26(日)で終了したとのこと。おそらく11月最終週の日曜日が最終営業日と思われますが同時期に利用される方は事前に問い合わせた方が良さそうです。
仕方ないのでホテルの空きを確認してもらい宿泊。キャンプ場に比べ高くつきましたが夕食ビュッフェはお寿司や刺身、カキフライなど海の幸が豊富で満足のいくものでした。

②につづく