ギアレビュー

【2025年】買ってよかった登山用品 10選

ギアレビュー

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はじめに

今年は、それほど多くの山行に出かけたわけではありませんが、それでも登山用品は増えていきました。

振り返ってみると、今年選んだギアにははっきりとした傾向があります。
それは「軽さ」よりも「快適さ」を優先しているということ。

多少の重量増なんて、体感すれば誤差みたいなもの。
軽さで他人にマウントを取る前に、身体を鍛えて腹の肉を落せという話です。

B.V.D / 瞬暖GRID-TEC+ タートルネック

重量:199g(Mサイズ)
定価:3,630円

購入理由:軽くて動きやすい保温インナーが欲しかったため。
フーディーはすでに複数持っていたので、持っていなかったタートルネックを選びました。
登山専用品ではありませんが、冬の行動着として使えそうだと感じたのも理由です。

良かった点:価格が安いにも関わらずしっかり暖かい。薄手ながらGRID構造のおかげで保温性の高さは想像以上でした。
旅行で3日連続で着用しましたが、匂いが気になることもなく(主観)、インナーとしての快適性は十分だと感じています。

気になった点:普段メンズMサイズを着ていますが、首元はやや圧迫感あり。
タートルネックが苦手な人はワンサイズ上を選ぶか、クルーネックやフーディータイプを選んだ方が無難かもしれません。
また、暖かさがしっかりある分、発汗量の多い激しい運動には不向き。
ゆっくりペースの雪山登山や、動きの少ないキャンプ、スキーなどで本領を発揮する印象です。

おすすめ対象:低価格で暖かいインナーを探している人。
山だけでなく日常使いやワンサイズ大きくして部屋着としても使いやすい一枚です。

JINDAIJI MOUNTAIN WORKS / Calgary Wind Jacket 2026 model

重量:92g(Mサイズ)
定価:20,900円

購入理由:ウインドシェルはOMMのSonic JacketとSonic Smockを持っているのですが、サイズ感やデザイン的に普段使いしづらいので、普段使いもできるウインドシェルが欲しかったため。
あとデザインに一目惚れ。

良かった点:ダブルジップ仕様なので、行動中でも体温調整がしやすい。
特に街と山を行き来する用途では、この使い勝手の良さが効いてきます。

気になった点:走っていると、ジッパーの引き手についているタグが顎に当たることがあり鬱陶しいです。私は外しちゃいました。
また、ウインドシェルとしては2万円超えなので、正直高いです。

おすすめ対象:山でも街でも違和感なく使えるウィンドシェルを探している人。
純粋な軽量性よりも、デザインや普段使いとの両立を重視する人。

その他:購入したのはMサイズですが、重ね着を前提にかなり大きめに作られているので、LかLLサイズぐらいのサイズ感です。
コスパを求める人には向きませんが、「気に入ったものを気持ちよく着たい」人には刺さる一着だと思います。

Gossamer Gear / Piku Sling

重量:252g
定価:16,500円

購入理由:夏場の日帰り山行で背中が汗をかくのが気になり、流行りのウエストバッグを試してみたくなったため。
通勤用バッグとしても使えるデザインだったのも決め手です。

良かった点:腰に付けても行動の邪魔になりにくく、10L前後とスマホ・行動食・小物が無理なく収まる必要十分な容量。
自転車のハンドルバーバッグとしても使え、小さく折りたためるシットパッドが付属しているのも嬉しいポイントです。

気になった点:使っているとストラップの長さが変化しやすいです。
VARGO のマネークリップがジャストフィットするので留め具として使っています。

おすすめ対象:登山・自転車・日常を兼用できる軽量バッグを探している人。

その他:販売当初は「TYPEⅡ Piku」という名称でしたが、いつのまにか「Piku Sling」に変わっています。

KIVA OUTDOORS / INSULATED VENTURE WIDE SHORT

重量:370g
定価:13,200円。

購入理由:エアマットはKLYMITのInertia X LiteやInertia Ozone Ultralightといった肉抜きされたマットしか持っていなかったので、秋・冬で使用できるR値の高いマットが欲しかったため。

良かった点:内部にPrimaLoftが封入されており、R値は4.0。
先日7℃ぐらいの環境で使用したのですが、底冷えを感じることなく快適に寝られました。
また、幅63cmのワイドサイズなのでマットから落ちることがありませんし、多少ズレても気になりません。

気になった点:自分自身は気になりませんでは、近くで寝ていた友人から寝返りを打った際の音が結構大きいと言われました。
また、PrimaLoftが封入されている都合上、呼気で膨らませることは推奨されていないので、ポンプサック等が必要です。

おすすめ対象:私のように壊滅的に寝相が悪い人。お手頃価格で軽量のエアマットが欲しい人。

その他:KIVA OUTDOORSが事業継続困難により一時閉店中なので、欲しい方は早めに確保しておいた方が良いかも。

MOUNTAIN JAM / JAM WavyPad UL

RUSH30に装着

重量:65g
定価:6,050円。

購入理由:夏の長時間行動で背中の蒸れがつらく、軽量・コンパクトであり、多用途な背面パッドを探していたため。

良かった点:背中の蒸れ軽減、座布団や枕になる汎用性を持ちながら65gの軽さで荷物増を感じない点。
また、ブラスチックバックルで固定するので取り付け・取り外しが簡単です。

気になった点:枕モードは中央から割れそうな気がするので、あまり多用する気にならない。
余っている衣類などを挟んで負担を軽減したり、衣類の上にそのまま敷いたりした方が長く使えるかも。

枕モード

おすすめ対象:多用途な背面パッドを探している人。

その他:再販してもすぐ売り切れるので、欲しい人はMOUNTAIN JAMさんのインスタやメルマガを登録しておきましょう。

Mazama Designs / M!GO Bottle

2本は友人用

重量:132g
定価:18.95ドル

購入理由:PCTでよく使用したSmartwaterやLIFEWTRの1Lと同サイズで、再利用可能なウォーターボトルが欲しかったため。

良かった点:大径キャップのおかげで洗いやすく清潔。小径キャップは28mmなのでSawyerフィルター等も接続できます。
Smartwaterよりは重いですが、その分丈夫であり、プロテイン等の粉ものが入れやすいのが気に入っています。

気になった点:私が使っているものは問題ないですが、海外で大径キャップ部分からの水漏れ報告有り。しっかり蓋を閉めること。

おすすめ対象:Smartwatert等のサイズのボトルを使用したいが、長期でペットボトルを使い回すというのが衛生的に嫌な人。

その他:私は公式サイトから購入しましたが、国内だと田中商店さんが取り扱っています。
公式サイトから日本には直接送れず転送サービスを利用する必要があったので、送料がバカ高くなりました。
無難に田中商店さんや他の物と一緒にGGGから購入することをおすすめします。

FLEXTAIL / ZERO PUMP

BICライター(J23)とほぼ同サイズ

重量:33g
定価:6,980円

購入理由:上記KIVAのエアマットを短時間で膨らませるため。PCTのテント場で出会った2、3人ぐらいが電動ポンプを使用していて以前から気になっていました。

良かった点:KIVAのエアマットなら1分以内で衛生的に膨らますことができる快適さ。
ポンプサックの空気も抜けるので衣類や寝袋の圧縮もできます。
また、キャンプで炭に空気を送るのにも活躍しました。

気になった点:結構音が大きいので、使用する場所や時間帯は考えた方が良いです。
直接充電ができず、usb-cで接続できる電池等が別途必要になるのが面倒です。

おすすめ対象:エアマット使用者全般、ULだが便利さも重視したい人

その他:Aliexpressのサイバーマンデーセールにて4,958円で電池付属のモデルを購入。

FLEXTAIL / ZERO POWER 10000mAh

重量:145g
定価:9,100円

購入理由:5年前に購入したAnker PowerCore 10000が古いモデルで、充電がmini-usbなのでusb-cに変換するコネクタを毎回持っていく必要があり面倒なのと寿命を考えて新調。

良かった点:使用中や充電中でも熱くならない。軽くて薄いのでウエストポーチに入れても負担にならず場所も取らない。充電しながら空いているusb-cポートで充電できるパススルーにも対応しています。また、IPX4で多少濡れても大丈夫。

気になった点:現状特に無し。

おすすめ対象:薄くて軽量なモバイルバッテリーが欲しい人。ありきたりなNitecoreを避けたい人。

その他:Aliexpressのサイバーマンデーセールにて6,086円で購入。
FLEXTAILもNitecoreも中華ブランドなので、国内で買うよりAliexpressで購入した方が安く済む場合が多いです。

Raidlight / DYNAMIC 10L

重量:200g
定価:17,270円

購入理由:夏場で20kmを超える際のランニングやトレランの時に使用する軽量のザックが欲しかったため。

良かった点:軽量でフィット感が良い。トレッキングポールの収納ポケットが標準装備されているので、日帰り山行でも活躍しています。
公式サイトから購入したので、600mlのフラスクボトルが付属していたのも嬉しいところ。
(日本国内の販売分はフラスクボトルが付いていない模様)

気になった点:上記写真の右側に付いている防水ポケットがそこまで大きくないので、使用しているケース付きスマホ(縦:17.5 横:8.5cm)が入らない点。
スマホは防水ポケットの後ろに付いているポケットに入れています。
また、夏で大量に汗をかいた際に背面の収納スペースに入れていた物が汗で湿っていたので、濡らしたくないものはビニール袋やDCF等の防水性のある袋に入れて使用しています。

おすすめ対象:多用途で使用できる、10リットル以下のトレランザックを探している人。

HOUDINI / Pace Light Pants

重量:120g
定価:23,100円

購入理由:ランニングにも使えて、気温差や風にもある程度対応できるパンツを探していたため。

良かった点:足上げや歩行時の突っ張り感がなく、行動中の違和感がほぼない。
軽量で通気性が高いので、ロングパンツでありながら蒸れにくく、歩き続けても快適。
普段使いしやすいデザインなのもグッド。

気になった点:生地が薄いため、岩場や藪漕ぎでは気を使いそう。

おすすめ対象:行動中の快適さを重視したい人。ファストハイクやテンポの速い山行が多い人。

おわりに

最近の登山ギア界隈は、UL全盛というより、すでに一巡して飽和フェーズに入っている印象です。
「何g軽いか」「ベースウェイトはいくつか」といった記号的な競争や、マウント文化として消費されていた時代は、個人的には一区切りついたように感じています。

もうULかどうかを語る段階は過ぎていて、そのギアでどれだけ気持ちよく山に行けるかを大事にしたい。今年選んだ装備は、そんな感覚に素直だった一年でした。

他にもブラックフライデーで海外から購入したものはあるのですが、まだ未使用なので、そちらについては別途紹介したいと思います。

それでは、2026年もよろしくお願いいたします!